よく詰まるようになってきた配管の原因/クリニックの下水高圧洗浄,調査カメラ作業
先日は大阪府池田市のクリニックにて「屋外の下水マスで詰まってしまい、その手前の各マスも汚水で溢れかけている」との連絡があり、詰まりの解消、また、以前からよく詰まるようになってきたらしく原因の特定のため調査カメラ作業をしていました。
下水マス、各配管の詰まりの解消作業
連絡をいただきクリニックの屋外下水管の詰まり、との事で現状を確認させていただきました。
すでに道路の排水マスまでみっちり詰まりきってしまいどうやらクリニック内でもトイレの水が流せないようなので患者さんが使用できない状態なのかお困りのようでした。
また、以前からちょっと詰まるトラブルが起きているようだったのですが、すでに下水マス、配管とも汚水でいっぱいになり逆流しそうな状態だったので取り急ぎ高圧洗浄で配管内の汚物やトイレットペーパーを掻き出すことにしました。
写真のマス以外もマスがあり結構つまっている状態で各マスごとに順番順番に配管内を高圧洗浄で清掃していきます。
汚水も詰まりの原因ですが、この寒い冬場の時期はトイレットペーパーなどがカチコチに固まります。
そのためおそらく配管内でトイレットペーパーが寒さで硬くなり、固形化したためにさらに詰まりやすくなっていたのかもしれません。
各下水マスの高圧洗浄時ですがだいぶトイレットペーパーが配管でフタをしていたようでした。
そのため配管内で行き場のなくなった汚水が下水マスで溢れかけるようになっていたのかもしれません。
また、下水マスで溢れる前に、おそらくトイレの水を流すと、流れなくなったり、ゴポゴポと音がしたりしていたと思うのですが、このような症状がなく下水マスから逆流し地面に溢れなかったのでまだよかったほうかもしれません。
各下水マスや配管の清掃は完了しました。
かなりのトイレットペーパーや汚物が詰まっていたために結構な量が流れて行きました。
ただ、この時点では詰まりの原因が特定できず、「以前からよく詰まるようになった」とのことだったので調査カメラ作業をすることになりました。
よく詰まるようになってきた原因の調査作業
よく詰まるようになってきた原因の調査のために配管内や下水マスのどこに不具合があるのかを調べていたのですが、
近所の子供が興味津々で見ていました。
横でいつの間にか一緒に調査カメラの画面を見ていたのですがものすごく夢中です。
別の場所の配管を見るために場所を移動してカメラ本体の画面も一緒に移動して調べていたのですが、子供もついてきて相当夢中です。
最近はジバニャン?とかが流行ってるんだっけ?と思いながら調査カメラに夢中な子供は初めてだなぁ、など思いながら調査をしていました。
本題に戻りますとよく詰まるようになってきた原因は下水マスあたりで不具合が起きているのが原因のようです。
トイレから水を流してトイレットペーパーが流れてくるのですが、下水マスを通過して流れて行かずに、桝内で水たまりがあり、その上でトイレットペーパーがクルクル回ってたたずんでいるので、流れて行かずにこの部分で溜まりやすくなっているのが原因のようでした。
なのでちょっと配管のパイプの勾配が悪くなっているのかもしれません。
後日調査資料として資料を制作し提出させていただきました。
高圧洗浄、よく詰まるようになってきた原因の調査後
よく詰まる原因の特定も完了し、担当者さんも現地にいてくれていたので原因を説明。
特にマスでトイレットペーパーが流れて行かずに残っていたのを一緒に見てくれていたので、現地を確認してくれていると一番原因がわかりやすく助かりました。
連絡いただけましたら現状の確認だけでもしますので、豊能郡豊能町や伊丹市など兵庫県も対応いたしますのでお困りでしたらお気軽にご連絡ください。