浴室 サーモスタットバスシャワー混合水栓交換
本日はバスシャワー混合水栓の交換をしていました。
取替前の状態の画像ですが、
バスシャワー2バルブ混合水栓 が取り付けられています。
昔のタイプはほとんどこれと思いますが、
混合栓本体の上側の左にお湯のハンドル、右側に水のハンドルがついています。
見たままですが、お湯を出したかったらお湯のバルブを捻りお湯を出します。
水を出した方ら右側のハンドルを捻り水を出します。
見たままですね。
サーモスタットバスシャワー混合水栓取り換え
2バルブバスシャワー混合水栓からサーモスタットバスシャワー混合水栓に取り替えました。
見た目がガラッと変わりましたが、
最初に取り付けられていた2バルブ混合水栓とは少し仕様が違います。
こちらのサーモスタットバスシャワー混合水栓のほうは、
水からお湯までの温度調整をレバーハンドル一つで操作します。
こちらのほうが使用感は快適です。
レバーハンドル自体も2バルブの時でしたら、蛇口のハンドルを2~3回転捻りしたり、お湯と水のハンドルを交互に操作したりと手間がかかりましたが、
こちらですとハンドル一つで1回転しないまでぐらいで水からお湯まで操作できます。
特に給湯器や電気温水器に温度調節機能がなく、60℃近いお湯がそのまま出てくる場合、
2ハンドルタイプでお湯を出しもって、水を少しずつ足して温度調整するのがほとんどと思います。
ただ、このタイプに取り替える場合の理由ですが、
温度調整をスムーズにできないと小さいお子さんがいる家庭では危なっかしいとの事で取り替えました。
サーモスタットタイプですと40℃以上のお湯を出すときに安全装置のボタンがある場合がほとんどで、
そのボタンを押しもってハンドルを捻らないと40℃以上のお湯が出ないような仕組みになっているので、
安全性が高いのが今回取り付ける理由です。
2バルブ混合水栓とサーモスタット混合水栓の比較
2バルブバスシャワー混合水栓 | サーモスタットバスシャワー混合水栓 | |
---|---|---|
バスシャワー混合水栓外観 | ||
温度調整の仕方 | 各、お湯と水のハンドルを捻って温度調整をします ちょっとめんどくさいです | レバーハンドル一つで温度調整できます 2バルブタイプに比べ温度調整の操作が楽にできます |
安全性 (給湯器側で60℃近いお湯が直接出てくる場合として) | お湯だけで出すと 60℃のお湯がそのまま出てきます | あらかじめ温度調節ハンドルレバーで40℃に設定していれば、その温度でしかお湯は出てこないので2バルブタイプに比べて安全と思われます |
使用感 | 2つのハンドルで開け閉めして水やお湯を出します | あらかじめ温度調節ハンドルで温度を設定しておけば、だいたい シャワー、一時止水、吐水口の3段階の切り替えレバータイプなので 一時止水からシャワーなどに切り替えたとたんに水が出るので操作性は良いです。 |
安全機能 | なし | 温度調整ハンドルに40℃以上のお湯を出すとき、ハンドルについている、赤いぽっちりのボタンを押しもって40℃以上のお湯が出るように切り替えれます。 |
お風呂の水漏れでバスシャワー混合水栓をお取替え検討されている場合
・もし洋室のバスシャワー混合水栓自体が古く修理をするか、古すぎるので取替交換を検討されている場合
現在給湯器側で温度調節ができている場合はサーモスタットタイプでなく2バルブタイプで間に合います。
2バルブタイプでも一時止水付のバスシャワー混合水栓に取り替えられるのをお勧めします。
お湯と水のハンドルで温度調節しておけば、シャワー⇔一時止水⇔吐水口
と簡単に操作できるのでこちらでも十分機能します。
電気温水器など温度調節ができていないタイプで温度調節ができない場合はサーモスタットタイプを取り付ければ比較的安全にお湯の温度調節が可能になります。
特に小さいお子さんがいる家庭での場合の取り換えの依頼があります。
以上のような説明ですが困りの場合は御連絡ください。
バスシャワー水栓の交換でした。