水道修理/風呂水漏れMYM2バルブデッキ型バスシャワー混合水栓取り換え交換作業

先日は大阪府池田市にて「お風呂のバスシャワー混合水栓のシャワーが水漏れしている」との連絡があり水漏れのバスシャワー混合水栓の本体取り換え交換作業をしていました。

連絡をいただいた時、「シャワーホースが水漏れしているからホースを取り替えればおそらく解決するだろう」とよくあるパターンを想定して水漏れトラブルが起きているお風呂に案内してみてみたところ、

バスシャワー混合水栓とシャワーホースを接続している、シャワーエルボという部分の部品が本体から抜けかかっていました。
そのためその抜けかかっている部分からシャワーホースから水が出るように切り替えると、ぷしゅ～、と水が吹いていました。
もう結構この仕事をさせていただいてそこそこ長いのですが、この現象は始め見ました。

こんなこともあるんだなぁ、と思いながらじゃ口の形を見てみるとどうやら水栓メーカーMYM製のようです。
現在MYMという会社はない状態です。ある程度の部品の供給や引継ぎをKVKという水栓メーカーがしてくれているのですが、お客さんのご要望でできるのであれば水道修理してほしいとの事でいろいろと調べました。

色々と調べたところ、この破損している部品やその他部品も数個　廃盤、になっているのがわかったために修理不可能になりました。
おそらく残っている修理部品の在庫がなくなり次第サポート終了のようになっている状態の商品だったのだと思います。

そのためMYM製のバスシャワー混合水栓の水漏れ修理ができないことをお客さんに説明させていただいて本体ごと新しく交換することになりました。

MYM製2バルブデッキ型バスシャワー混合水栓→SANEI製サーモスタットデッキ型バスシャワー混合水栓に取替

以前の水漏れしているMYM製2バルブデッキ型バスシャワー混合水栓ですがハンドルを回して水やお湯の温度御調節するタイプで、ちょっとめんどくさいところがありました。
また電気温水器の関係で熱めのお湯がそのまま出てくるので小さいお子さんがいる家庭では温度がある程度調整されて出てくるほうが安全なので、温度調整機能がついているサーモスタットタイプに取替させていただきました。

SANEI製サーモスタットデッキ型バスシャワー混合水栓に取替しましたが、
特徴としては40℃以上のお湯を出したい場合、赤いボタンを押しもってレバーハンドルを回さないといけないので、急に熱いお湯が出たりしにくいので安全性が高いのが特徴だと思います。

また、温度調整がレバーハンドル一つ、
吐水口、一時停止、シャワーへの切り替えも真ん中のレバーでできるので使い勝手もよくなっていると思います。

鏡の正面に座った時に右側に浴槽があり、左側が壁にすれすれの位置に水栓自体が設置されていたので、温度調整レバーが右側、水の操作が正面のレバーでできるようにしています。

水道部品での修理は部品廃盤のために無理でしたが、本体が新しくなったので使い勝手がよくなり、ちょうど小さいお子さんもいたので安全に使えるバスシャワー混合水栓になったのでこのサーモスタットタイプに取り替えてよかったと思います。
これで本体自体取り換え交換作業をさせていただいているので水漏れの心配は当分大丈夫と思います。
水道修理/風呂水漏れMYM2バルブデッキ型バスシャワー混合水栓取り換え交換作業でした。