会所マスから管内調査カメラによる配管状態の確認
会所マスから管内調査カメラによる配管状態の確認

先日は大阪府豊中市にて調査カメラ作業をしていました。
内容としては老朽化のため各枝管の生活雑排水管とつながっているメインの排水管が勾配不良や排水マスの劣化が進んでいるらしく、以前メインの配管が詰まってしまい困ったことがあったようです。
たびたび詰まることがあったらしく大規模修繕となると大変な工事になるため一度修繕でどこまで対応できるかやってみる、との事でした。

そういう訳で配管の管内の調査作業をしていたのですが、確かに結構老朽化が進んでいるようです。
まずカメラの先端を下水道管内に入れずっと見て回ったのですが、パイプ自体に水が溜まる場所がありパイプがたるんでいる可能性がありました。
また、マンホールの蓋を開けコンクリートの会所マスがあったので目視で確認してみるとすでに汚水がちょっとたまっているようです。
原因としては下水道管自体が排水マスのより少しもともとの位置より下がってしまっているためトイレットペーパーなどの引っ掛かりの部分ができてしまいどうやらそのあたりなども詰まりやすい原因のひとつだったのかもしれません。

管内調査カメラを配管内に入れることによって詰まりの原因がわかるので、
いくら高圧洗浄をしてもすぐ詰まったりして、これはおかしいなあ?と思ったときに使用することもあるのですが、今回は配管の破損や汚水マス自体の陥没などはなかったので良かったです。
詰まりやすい状態には違いありませんが、どうしてもすぐに詰まったり、下水道管内に汚泥が侵入しすぐ詰まる訳でもなかったので緊急の修繕が必要な状態までにはいっていないのでまだよかった法と思います。

色々と調査したので大体の原因がわかりました。
また今後どう対策していくかの資料として提出もでき、不具合の箇所もばっちり取れているのでよかったです。
調査カメラ作業でした。